adlとtraceの出力

mm.cfg の場所や書き方は

trace文のファイルへの書き出しを制御する mm.cfg に関しては、以前は「どこにあるのか?」あるいは、「どこに行った?」 と混乱してたけど、現在では固定されたようだ。Editing the mm.cfg fileに書いてある通りOSによって場所は異なる。FlashPlayer のバージョンが 10 の場合は、mm.cfg や flashlog.txt 場所は固定されていて変更できない。以前は色々と混乱していたから固定されて助かる。書き方は前記Editing the mm.cfg file参照。

PolicyFileLog=1
PolicyFileLogAppend=0
ErrorReportingEnable=1
TraceOutputFileEnable=1
コンソール出力可否

traceの出力は、mxmlc(amxmlc)の -debug=true オプションと adl.exe の -nodebug オプションに影響を受ける。まとめると次のようになる。

mxmlc
-debug="xxx"
adl
-nodebug
デバッガ(fdb) flashlog.txt コンソール 私的な用途
true
デバッグ
無し
デバッグ
× fdb 使って本気でデバッグする場合
true
デバッグ
有り
リリース
×(無反応) × そこそこ本気、場合によっては
fdb を使う場合
false
リリース
無し
デバッグ
×(無反応) × あんまり用途が思いつかない
false
リリース
有り
リリース
×(無反応) × 開発時の普段使いに

adl は、AIR Debug Launcher の略語という位だからデバッグが既定になってる。でも、表示確認などのテストを繰り返す場合は、上記最後の用途 mxmlcデバッグオプションなし(あるいは、-debug=false)、adlは -nodebug で使うのが楽である。

...やっとまとめた。あーすっきりした。