fcshラッパー再構築
Win7に移行しても相変わらず、meadowでAIR&Flexで遊ぼうとしている頑なな者ですが、久しぶりのFlexなので開発環境が変わってました(Beta2=>RC1)。先の記事で、javac(ant)の警告、Error loading: jvm.dllの2件に阻まれたように、いくつか壁がありましたが、やっとAIRパッケージ作成や実行までこぎつけました。fcshラッパー私家版
環境
- AIR開発キット:air2_rc1_sdk_win_051110
- Flex開発キットflex_sdk_4.0.0.14159
- Java開発キット:jdk-6u20-windows-i586
- PHP環境:php-5.3.2-Win32-VC9-x86
- ビルドツール:apache-ant-1.8.1
その他
- エディタ:meadow3(GNU Emacs 22.3.1)
- バージョン管理GUI:TortoiseSVN-1.6.8.19260-x64-svn-1.6.11
- バージョン管理CLI:Slik-Subversion-1.6.11-x64
バージョン管理ツール以外は32bit版ですね、相変わらず。ツール群を32bit、64bitちゃんぽんにすると上手くいかないようですね(Error loading: jvm.dll)。
変更が必要になった点
namespace
adobeの正式な記述はまだ見つけられていませんが、adobe lab forum 内の記事によれば、つぎの変更があったようです。
beta2 | RC1 |
---|---|
xmlns:mx="library://ns.adobe.com/flex/halo" | xmlns:mx="library://ns.adobe.com/flex/mx" |
<s:Panel xmlns:fx="http://ns.adobe.com/mxml/2009" xmlns:s="library://ns.adobe.com/flex/spark" xmlns:mx="library://ns.adobe.com/flex/mx">
というような宣言に変わっていました。
ServerSocket
release note にSocket関連の変更があったということが書かれていました。実際、プロパティの名称が変わっていました。
beta2 | RC1 |
---|---|
address | localAddress |
port | localPort |
余計なDOS窓がポップアップしなくなった
Beta2のときは、NativeProcessの発行時に真っ黒なDOS窓がポップアップされてしまい、回避のために「javaw.exe」に仲介させる必要がありました(GoFcshDaemon)。RC1では不要になったようです。
SeverSocketのバインドの問題はどうなったのでしょう(GoFcshDaemon)?まだ未確認です。現在、動いたばかりの状態なので、今後、何か問題が出るかもしれません。AIR環境整備開始から数えて10日間も経ってしまった。OSの32->64bitに伴うツール群の変更やらSDKのBeta2->RC1の変更など、2重苦だったもの。1〜2時間/日の作業時間で連日でもないので、10人時の作業コストというところでした。