Red5インストール〜デモ実行まで
ダウンロードから動画ストリーミングデモの実行までを試行しました。OSはwindows2k、javaは、jdk1.6.0_16 を使っています。
- サイト関係 で関連サイトをざっとまとめ
- インストールと設定 で最低限の設定を行い
- サーバ起動 で各種 .bat のまとめと起動を図り
- 起動確認 でデモの実行経緯をまとめます
サイト関係
ここが Red5 の開発本部と思われる。今日現在、リンク切れなどがあるので、情報がどこに埋まっているのか判然としない。このサイトのリンク「Latest Release、Google code page」からダウンロードサイトにつながってはいる。 |
Googleのプロジェクト保管サイト。こっちが本サイトと考えることもできる。「Latest Official Release」はリンク切れだったので、「Installers」のなかから「Red5 0.8.0 Final、Windows」版をダウンロードした。このサイトの「Liks、Wiki」から公式リファレンスのサイトにつながっていた。 |
- 公式リファレンス:Red5
これが現在の公式なリファレンスのHTML版。文書はインストールフォルダ内にある(refereceフォルダ)らしいが、肝心の中身は空になっている。そこのreadme.txtによれば、ユーザー自らライブラリや画像などを入手、構築を求めているが、そのリンクが切れている。公式リファレンスなどの文書類は、Google Code のSVNに納められている。TortoiseSVNなどのsvnクライアントを通じての取得が本筋だろうけど、Webアクセス可能。公式リファレンス PDF版(0.9とあるが内容は0.8)などが取得できる。 |
- Jetty HTTPサーバー:Jetty @ Codehaus Wiki
Jetty is an open-source project providing a HTTP server, HTTP client and javax.servlet container. (拙訳) Jettyはオープンソースプロジェクトで、HTTPサーバー、クライアント、javaサーブレットコンテナを提供します。 とある。Red5 はJettyを利用してWeb機能を実装しているらしい。 |
インストールと設定
サーバ起動
スタートメニューの Red5 内に「Start Red5」とあるが、コマンドプロンプトが一瞬現れて、例外起こして異常終了しているらしい。インストールフォルダの red5.bat を直接実行すれば起動する。各種 .bat は大きく2種類に分類できて次のようになっている。
- Windowsサービスで起動(バックグラウンド)
InstallRed5-NT.bat | Windowsサービスとして red5 を登録。 |
StartRed5-NT.bat | Windowsサービス red5 の起動。 |
StopRed5-NT.bat | Windowsサービス red5 の停止。 |
UninstallRed5-NT.bat | red5 をWindowsサービスから登録解除。 |
Red5-WrapperTest.bat | Windowsサービス red5 のテスト起動。 |
- アプリケーションとして起動
Red5.bat | あからさまな起動。コマンドプロンプトでポップアップする。 |
red5-debug.bat | デバッグモード(?)でRed5.bat起動。(想像) |
red5-highperf.bat | ハイパフォーマンスモード(?)でRed5.bat起動。(想像) |
red5-shutdown.bat | Red5.batをシャットダウンする。 (想像) |
「Red5.bat」 か、「InstallRed5-NT.bat=>StartRed5-NT.bat」を使えば起動する。
起動確認
(1) ブラウザで、「http://localhost:5080」にアクセス。これは、Jettyの既定らしい。ページ下部の「Click here to install demo」をクリックしてデモアプリのインストールを行う。 拙訳 You must install the demo applications before running any demos. デモを実行する前に、アプリをインストールしなければならない。 Click here to install demos. ここをクリックしてデモをインストールする=>(2)。 Once you've installed the demos, you can run them from here to demonstrate various features. デモをインストールしてしまえば、ここをクリックすることで様々な特徴のデモを実行できる=>(3)。 |
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(2)デモアプリのインストール画面がでるので、選択し(ここでは動画配信デモ「ofla demo」)、installボタンを押す。 | |
(3)デモのリスト。インストールしてなくてもリストアップされてるので、ちゃんとインストールしてから実行する。 | |
(4)ofla demo で connect後、動画を選択すれば、動画が配信再生される(はず)。 |
「最初に取り敢えず」という文書(Getting started、0readme.txt)が、どこにあるのかも現在の所不明。それらしきは見つけたけど、サーバの設定(confファイル群)の設定方法だったりする。見つけたら「あぁ」ということになるんだろうけど、オープンソースらしく、知っている人にしか解らないようになっているらしい。ApacheやSendmailを扱った過去のノリで、ここまでは動いたけど、ほかには何もしていない(否、できていない)。という事情で、自分用の Getting Started を作成。今の興味が薄れてしまった将来、また興味を持った日のために・・・役立てばいいなと祈りつつ。
(ですます、である体が混在するのはなぜだろう。心理状態が如実に表れているようなので、そのまま放置します。)